歴史の海と食べ歩き。

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連休だと云うのに、ちょっとした用事の為、又、品川駅から博多行きに乗りました。

広島下車で、行き先は海軍の街、呉。

我が家から片道、約5時間近く車内で過ごすのは退屈そのもの。

空から行けば、5分の1に短縮出来るのですが

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車内滞在が長時間だと、いい加減うんざりします。

車中をいかに快適に過ごすには、どうしたら良いか・・

それは簡単、単純に昼寝の時間だと思って寝ていれば良いのです。

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          移動時間は有効に使いましょう。

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       さて、予約済みの呉駅前、「呉阪急ホテル」

       やっと辿り着いたのは、夜の8時を過ぎていました。

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       入り口ラウンジ、お手入れの良いシャンデリアがお出迎え。

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        エレベーター横には、呉のシンボル「戦艦大和」が。

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       お部屋も外人向けに天井が高く、落ち着いた雰囲気。

やはり海軍の街、夏場になれば日本の水兵さんが何気なくかっ歩していても

不思議と違和感を感じない街です。

季節によってはU.Sネイビーの女性兵の団体なども時々見掛けます。

2006年から、米国には女性士官が存在するほど進んでいるネイビー。

彼女達からは、与えられた任務をしっかり果たす責任感の強さを感じます。

阪急ホテルに泊まる米海軍関係の方々は

皆さん静かで、お行儀が良い若人達が多い。しっかり躾けされている方々ばかり。

沖縄でも、こんなに礼儀正しい軍人ばかりであれば、問題は起きないのでしょうが

おっと失礼、沖縄にだって、真面目な米軍人さんはいるはず、しかし

時折の事件などが、やはり住民達の心を傷付けているのは事実。

基地の街には、目に見えない悩みや葛藤が有るんですね。

一見してですが、呉の街は沖縄の様に米軍人のはびこる繁華街などは見当らないし

はっきり言えば、場所によってはサビれているし

日中でもお年寄りが多い。のんびりした街。しかし

今でこそ、平和な街ですが今だに戦争をしているとの事で・・何かと思ったら

京都と呉市のどちらが「肉じゃが」の発祥地か揉めているのだとか。

受付の詳しいコンセルジュさん曰く、京都の舞鶴市が敵陣だそうで

本来は、日本海軍司令官であった東郷平八郎が英国から帰国の際に

あちらで食べたビーフシチューが忘れられず、呉で作らせたのが発祥だとかで

当時は食材のバターや牛肉、それに良い赤ワインも手に入らず

じゃがいもを醤油と砂糖で味付けして食べたのが、絶対に最初だったと

呉市の方々は主張し「それは違う」と主張する舞鶴市と対立。

この、「そんな事どうでも良いじゃない的・肉じゃが戦争」が勃発したのだとか。

今やロシアがクロアチアだかを侵略するのしないのと切実な問題が発しているのに・・

まあ、平和で結構な事だと苦笑してしまいました。

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駅前にある船の実物大スクリュー。

他には駅の近くに、「大和ミュージアム」が在り

戦時中に撃沈された日本海軍の誇る「戦艦大和」の模型が展示してありました。

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模型と云っても、かなりの大きさ実物の10分の1。幅26.3m。

細かいところまで、しっかりと造ってあります。

この街には隠れた見所もあって、たとえば「呉美術館」や「海上自衛隊史料館」やら

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陸上に展示の潜水艦。大き過ぎて画面からはみ出しそうです。

一応、呉市は我が国の海軍機密基地の為、基地の方の広い敷地内は入場禁止。

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戦艦大和を造船した場所。現在であったら赤外線で真上からはお見通しですが

ここに隠れて造っていたのですね。

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瀬戸の海、以前は遠方に潜水艦が一隻二隻と水面上に顔を出していて

じっと目を凝らせていると、微妙な移動が目撃出来るそうです。

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音戸の方まで足を伸ばせば、平清盛の「清盛塚」も在り

塚の在る鰯浜には昭和時代の面影が残る家々が、軒を連ねております。

日本の歴史に興味のある方々には、十二分に堪能出来る場所が多く存在していました。

しかし、今回はただ2泊の予定。用事が済んで(ちょっと見)だけの滞在時間。

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         お茶の時間には、健康的に黒ゴマムース。

次回は「呉美術館」前の赤茶けたレンガ通りを、ゆっくり散歩してみたいと願いながら

新幹線に飛び乗って我が街コンクリートジャングルへ。

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        瀬戸内海の幸をいただきに、いつかまた、まいります。

車窓から西日が射す頃になると、我が生まれ故郷、東京ジャングルへ到着。

高層ビル群を目にすると、何となくホっとする瞬間です。

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少々空腹なので久しぶりに「サバティーニ」大丸店へ寄り道しました。

ここの焼きたてライ麦パンは、オリーブオイルに浸けてガブリといきます。

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この日はコースを選択、パスタ、お魚、お肉、サラダと欲張ってしまいました。

       f:id:rua7ponpeuroureiro:20140323175121j:plain           

ペペロンチーノの辛さが程好くて、ガーリックの風味が効いてます。

旬のお野菜ぜんまいの苦さが、オリーブの実とマッチしてシャキシャキとした歯応え。

バレンシア産のブラッドオレンジジュースも、何処より新鮮。

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一皿々が、少なめで恐縮そうな盛り付けが、益々食欲を誘います。

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 帰りには、いつもお土産にイタリー産クッキーを、頂きます。

遠慮しても、「美味しいですよ、どーぞどーぞ」と

日本語ぺらりのイタリアン店長さんに持たされ、満腹で帰路につきました。

この日も、帰りは夜遅く

殆ど車内で過ごしたお休みの日々、振り返れば

結局、好物の食べ歩きで幕を閉じたこの3日間。

靖国神社の桜が咲いて、今度はお花見シーズン到来でも

やはり私は、美味しい物を求めてさまよう

「花より団子」族で決まりなのだ、と実感しました。

ではまたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 







































 







モローのモノクロ作品。

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近頃は、なんだかんだと出歩くので

あんなに続いていた映画鑑賞の日々が、ウソの様に減ってしまいました。

それでも、就寝前に眠剤代わりに観たりするのがモノクロの

ジャンヌ・モロージャン・ギャバンなんかの古いフランス物。

モノクロの良さって、何となく情緒が有る処ですね。

微妙な現実離れと、少々時代がかったタイムスリップ感覚になれる処。

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それに、 なんと云っても、存在感の有るモローの作品。

真のデビュー作「オーケストラ」では役名も付かなかった彼女ですがその後

ほとんどデビュー作と云っても良い

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ギャバンと共演の「現金に手を出すな」なんて

初々しくて、ポニーテールが良く似合い、ギャングの情婦役も板についている感じ。

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ギャバンとの掛け合いも、なかなか堂に入っている。

逃げる時のハイヒールの足がこける場面なんかは、自然な動作だし

この頃から、後に成功者となる素質は充分有ったのだと思う。

そして、「死刑台のエレベーター」のモロー、これが又、凄く良い。

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マダム風の貫禄も出て(への字)の口元が、益々強調されて来た時代。なんと言っても

亭主を愛人に殺させる役だから、恐ろしい。こんな怖いマダムを演じられるのは、

貫禄のモローしか思い浮かばないのはフランスの監督ルイ・マルも心得ていた訳なのだ。 

当時若干25才だったルイ・マルとモローは、友人以上の関係であったし。

モローは、この若き監督に多いに期待を掛けていたと思う。

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亭主の部下で、エレベーターに閉じ込められるドジな愛人役のモーリス・ロネの必死さや

犯罪解決に闘志を燃やす、刑事役のリノ・バンチュラなども、しっかり脇を固めて

ミステリー物としては永年に渡り、しっかり残っている作品だし、

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斬新なデザイン、メルセデス・ベンツ300SLガルウイング

ヴィンテージ物のオープンカーや、婦人達の当時流行タイトなデザインなどが見れる。

そそくさと歩く姿が何とも御しとやかで、現代では機内アテンダントか

何処かの案内嬢位しか着ていない気がする。

 正にケイタイの無い時代でなくては、作れない映画。

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さて、次は「エヴァの匂い」と云う作品。

この題名は日本だけの物で他国では「EVA」のみの簡単なもの。

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この作品のモローが一番好きなのだが、このエヴァ役も、相当訳ありの秘密めいた女。

そんな悪女の方が、観ていて面白いしワクワクするのですが

役の割りにはちょっと貧弱な容姿。

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ガリガリな頬で、目もくぼみ最悪な状態だったらしい。 

DVDの解説によると、イタリアでのこの撮影時は体調を崩して

ダウンしていたのだとか。イタリアでダウンと云えば以前、

長い眉毛の村山元総理も、あちらの食事が合わなくてダウンしたし

私事では、昔イタリア旅行の際に、あちらのチーズが油っぽくて腹痛が起きたし

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イタリアの代表的チーズpecora。ペコリーノとか言うちょっと辛い味。

羊乳が原料の濃くて、甘味は少しはあるけれど、硬い曲者。

イタ飯は人気があって良いのですが、毎日だとウンザリするのは、万国共通なのかも。

そんな事より、モローの作品、次は「黒衣の花嫁」。この映画は

 フランソワ・トリュフォー監督の1968年度のカラー作品なのですが、

それ以前1959年度のカンヌ国際映画祭での監督賞受賞作品である

「大人は解ってくれない」のたった数分だけの出演に、モローを起用し

 作品の重厚さをアピールしていたのです。「大人は解ってくれない」は

 トリュフォーにとっても、デビューと云える作品なだけに

 大物俳優の数分の出演は「効果有り」であったに違いないし

又、彼女の監督を見る目も鋭くて、確実にトリュフォー

将来的に有望な監督である事を予測していたと思うのです。

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モローの予想通りで、後の「黒衣の花嫁」では著名な監督と成った

トリュフォーのシナリオ通りミステリアスな復讐に燃える女を

見事に演じたモロー。

ただ淡々と復讐を果たして行く恐怖。

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モローの無表情なアップの顔は、恐怖感を募らせる。

 いずれにしても、我がDVDコレクションの半数近くが

フランス物であって、モロー出演の作品が多い。

ギャバンと共演した「現金に手を出すな」から現在に至るまでには

苦難の道も有ったはずですが

彼女が 二十歳そこそこで、お嫁に行く前日に俳優になる決心を捨てきれず

花婿から逃げ出したと言うモロー独特の信念が有ったからこそ

乗り越えて来れたのでしょう。

こんな強力な信念で生きて来た女性は、やはり目が輝いています。

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 御歳86才の今も現役で活躍し、後輩からも親しまれる彼女の精神力の強さは

魅力的で頼もしいかぎり。

就寝前に、時々取り出しては鑑賞するモノクロ作品の数々

小春日和をウトウトと過ごす、こんな時間も

これからは多くなりそう。

 ではまたね。

 

 

 

 

 

 














































古代人の偉業オーガニック・ キヌア。

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誰だって毎日を快適に過ごしたいと思うものです。

快適な生活習慣を築くには、どうしたらベストなのでしょう。

先ずは、よく聞く言葉「衣・食・住を充実させる事。」

もうひとつ付け加えると、それは「自己管理」をする事。

「自己を管理する」と云っても漠然としていますが、要するに

「自分がより良く生活する為に誘導する精神力」だと思うのですが

ウーム・・そんな難解な説明はさて置き、大ざっぱに言えば、

体重が増えすぎたら少食に、

運動不足であれば、それなりに不足分を動いて、

自分をコントロールすれば良いと云う事なのだと思います。しかし

「自己管理」の上で、なかなか解決しないネックになっている問題が有るのです。

それは、ゴミの問題。ゴミと云っても、粗大ゴミだの分別ゴミだのと、

ポリ袋に入れて収集車が来るまでに出すゴミでは有りません。

大腸、直腸に居座っているゴミの事です。

ちょっと御下のお話ですが

「腸に蓄積した厄介な老廃物をいかに押し出すか」と云う問題なのです。

誰でも、お通じの無い日々を快適だとは思いません。

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快適な生活には、欠かせない排便の習慣。

これを「辛抱」つまり「我慢」で押し通す事は無意味で不快そのもの。

快適な生活にはほど遠い、不快感で一日を送る事になります。

 人間の体は、感心するほど良く出来ていて、食べた物は胃に溜まり、

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よくこねられて、胃が空になるまで数時間かかり十二指腸へ。

そこから、また長い旅路で肛門に辿り着くまで半日はかかりますね。

前日の食事のカス、ゴミ老廃物は翌日には捨てたいものです。

 年に一度の人間ドック、「毎日ちゃんとお通じは有りますか?」

と、優しいナースさんの質問に

「えっ・・ええまあ」なんて答えても

その後のMRIやらCTやらの機械物に観察されれば腸の中までお見通し。

大腸に詰まった老廃物が、バッチリ写っております。

人間ドックでは欠かせない胃カメラなどの事前の準備の為には

前日の夕食はNGですし就寝前の下剤もNG。

毎年ドックにお世話になって何年も経つのですが、終わってしまえば、ひと安心。

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しかし結果説明を受けたとしても

なるほど、肺活量やら骨密度などと、目には見えない箇所などは、

いくら外見を若く極めていても、歳と共に生きせし者は老いていくもの。

その老いに拍車をかけるのが(老廃物の蓄積)と云う訳です。

個人の感想ですが

体の中に老廃物が70%以上、溜まっていないのがベスト。

要するに、30%位の蓄積なら、何とか気にはならないのです。しかし

いらない物が身の回りに付いていると、それは時間が経つごとにストレスになり、

加速するのを忘れてはいけません。

 あまり奇麗なお話では無いのですが、

人間生きている間に一度位は、経験しているお通じの無い日々。

この大腸に溜まった老廃物をいかに外に押し出すか。それが問題。

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北米南米諸国、それにヨーロッパの国々の人達と、私達日本人の腸の長さを比べると

断然、日本の方が長いはずと錯覚していましたが

人間一般の腸の長さって、皆同じらしく全長で約7~9m、3分の2が小腸。

小腸の腸液で栄養分は大半、吸収されてしまうんです。

それにガスの元になる空気なども、同時に小腸で吸収されてしまいます。

そして、次に通るのが長さ約1,5mの大腸、

この大腸では、水分の多くが吸収されてしまうんですね。

水分が少ないと老廃物は硬くなり、腸の運動を妨げてしまいます。

「あらあら、何かもよおして来た」と直感しても、その時に我慢をしては絶対アウト。

腸はプイっとへそを曲げて、押し出し運動を休んでしまうのです。ですから

来た!と思ったら、猛ダッシュで個室に飛んで行き、排出できれば最良ですが、

お仕事中は、どうしても皆、我慢をしてしまう。

それが、老廃物の腸内占拠となる訳で、これが私達の宿敵となるんです

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そうなると

かなりの不快感を味わう事となり、老廃物から発生するガスによりお腹は張って来ます。

男女問わず、人前でガスを出すのは恥ずかしいのが当然で、

またまた我慢をしてしまえば、小腸より壁が薄い大腸は

 行き場を失ったこの有毒ガスを吸収し、血液に混ぜてしまいます。

 長引けば、お肌のキメも粗くなり、ガスに伴う悪臭も加速するのです。

我々、機械に囲まれた現代人は統計の如く、順序としては、

PCなどのデスクワークで運動不足→不規則なお食事→睡眠不足

→老廃物の蓄積→老廃物からのガス→血液の汚れ→お肌の荒れ→毛穴が開く

→毛穴からの悪臭(体臭)→血液の汚れによるのぼせ→頭の回転が悪くなる。

「百害有って一利なし」の状態。

こんな最悪状態で一日を過ごすなんて、酷なお話。

結論として

前記の「快適生活」を持続するには、

是非とも、この大腸の中を「自己管理」でいつもカラにして置くのがベスト。

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                             家に在る多種類なお通じのお薬。

          より取り見取り。

英国の故ダイアナ元妃は、各国滞在中には(お通じ)に悩まされ

旅行後は腸内洗浄を欠かさなかったと云う事ですが、それは

 肛門からバキューム器を入れて、腸にお薬を流し込む洗浄法。

 古代エジプトでは特権階級のみに許されていた治療法だったのですが

我が国でも、どこかの医院では、もちろん有料で行っております。

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以前、M・ゲルソンと云う方が、コーヒーを入れての腸内洗浄を開発しました。

ゲルソン療法」とは聞いた事はありましたが、コーヒーは舌で味わうもの。

下剤に使用するとは、あまりに意外。ピンと来ませんが

多分、家庭用の腸内洗浄器には、この無難なコーヒーが使われていると思います。

大腸と直腸の壁は、薄くて傷付き易いのが特徴なので、

誰でも洗浄器使用には、気が進まないのは当然なことです。

 そこで、こんなに無理やり大腸をカラにするより、もっと良い方法は無いかしら・・と

思案に暮れていた処、見つけました。と言うか

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思い出したのが

昔、南米在住の頃、女中のカメリータが朝食に作ってくれたプチプチ食感の優れもの。

(キヌア)を思い出したのです。

幼い頃から親しんでいた食物なのに、今まで忘れていたとは時の経つのは残酷なもの。

しかし、「思い出したが百年目」とでも云うのでしょう。

誰もが米俳優のキアヌ・リーブスを連想させるこの食品名、

栄養価も高く「自己管理」には理想的な食べ物なのです。

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今の常食クウェーカーのオートミール(要するに殻麦)よりもの凄い繊維力なのです。

腸は繊維質を大歓迎致します。繊維は「ほうき」や「ブラシ」と同じ

腸内の腐敗物をかき集めてくれる掃除機です。

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特に、総流通量が0,2%と云う検査基準の厳しいペルーのオーガニックを選択し

速、購入してみたのです。

数千年も前から、高地で栽培されていたこの

ホウレン草の親戚と言われているキヌア100gあたりの栄養価。

たんぱく質は15%を保有、その他ビタミンB郡は皆20%~30%以上と云う優れもの。

カルシウムに至っては5%と少なめですが、ミルクなどで補えば効果的。

又、日本人に多い貧血に効果のある鉄分は37%も保有しているのです。

キヌアこそ古代人のお通じのお薬であり、栄養サプリメントでもあったのでしょう。

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 先ずは、白米1・玄米2・キヌア5・五穀米2の割合で炊いて見ました。

五穀米のあずき色が付着しましたが、食感は抜群の一言です。

お味噌汁もオーガニック、熊本県から取り寄せたオーガニックを誇る菊池産のお味噌。

残っていた野菜を千切りに、味が染み込んでまあまあの出来。

イエローズッキーニはお味噌と相性が良く、熱しても色鮮やか。

 そして、「キヌア」これは、ハッキリ言って懐かしくクセになる食感。

炊く前には、ぬるま湯に一時間は浸けて置くと、ソフトな食感になります。

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        キヌアはお味噌汁に入れてもOK。

 久しぶりに我が家で野菜繊維をたっぷり頂くことが出来ました。

 大昔からある大腸の洗浄方法。薬品、物理的療法。など

どの時代でも何かに頼ったりの知恵を絞って来たのですね。

顆粒、細粒、液体、固型と、お薬は数々有れど

キヌアの様な栄養分、食物繊維と共に「自己管理」の可能な食品は、

古代人の知恵とも言えるでしょう。

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どこの国のお妃様でも一般人でも皆同じ、

体臭の元や不快感、のぼせ状態から開放される為、

快適な生活を求め千年も前から高地に生きる人々が、既に開発していた健康法。

腸壁を傷つける事も無く、食感も楽しめて

栄養素と繊維の宝庫である、厳選されたオーガニック穀物。

キヌアを見出した古代人の「自己管理方法」に拍手を贈りたいと思うのです。

ではまたね。

 

 

 

 

 

 

 

 




































































































食べある記・人間模様。

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春の陽気に近づいて来たこの頃、のんびりしたいのもヤマヤマですが、

今年3度目の関西へ。

夕方の新幹線、人もまばらで気楽です。前も隣もガラガラです。

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いつもの雑誌とご対面、ほとんど読まずに目的地まではウトウトして過ごします。

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今回のjobは、心斎橋にある某会社のCEOにご挨拶、ちょっと緊張致します。

しかし、母の弟なので言わば、叔父さん。

とは言え、応接間までの関所には5人の秘書さんが目を光らせてチェックしております。

肩パット入りのスーツに着替えて来て正解でした。

有能なキャリアウーマン様達から見たら私は、ただのおばさん。

彼女達から微笑み掛けられると、かなり苦手な私。

 靴の先までチェックされそうで、叔父に会うより緊張致します。

 叔父も上京時にはご馳走をしてくれる間柄、今回はこちらからご招待致しました。

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      なので宿泊は、ちょっと奮発して(帝国ホテル大阪)にしました。

     ここのセキュリティーは何処よりも抜群、エレベーターに乗る時もチェック。

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         エレベーター内のオシャレな一輪挿し。

    そして、お部屋のキーを差し込まないと、絶対に動かないエレベーター。

    ここまで強靭なセキュリティーなら、どなたも安心して宿泊出来ます。

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      以外と地味なカードキーですが、これがかなり役に立っております。

      下りたら、和装のアテンダントがお出迎え。

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       重厚で、かつ静観な廊下を案内してくれました。

       こんなにご丁寧な接待は、さすがインペリアルと云う由来でしょうか。

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    「お疲れでしょう。」と元気の出る平たいチョコレートもかわいい。

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      セレクトショップには、国宝級の重要無形文化財・井上萬二の置物が・・

      目の保養になります。

      こちらは(都内・帝国ホテルのみ)に置いてあります。

      ただただ・・見惚れるだけでした。

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さて、陽も沈み今回もお気に入りの料亭、ホテル内24Fの「☆☆万」へ。

季節によって変化するお料理が、とても楽しみ。都内・日本橋店の方には

森鴎外夏目漱石が常連客であった事で、益々注目されて来た訳です。

店内静観で、他者の会話など聞こえない広々とした雰囲気、

なるほど作家の好みそうな空間です。

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桜の季節も近いとあって、小枝のデコレーションと共に前菜が登場します。

 いかにも大阪らしい飾りつけ。

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   極めつけは、これです。これぞ大阪!

   ここまで凝ってくれますと、もう嬉しくなります。

   プレートまでがアニマル柄。いいですねェこの自己主張。

   ここまで徹底しているなんて、さすがです。脱帽。

   お味付けも関西風の薄味で私など、到底真似など出来ないお出汁です。

   小皿の中には、味の宝石が詰まっている様で、見た目も楽しめるのが魅力。

   しかし、漱石の時代には、こんなデコレーション皿は無かったと想像致します。

もちろん今、現在もお味は抜群ですが、当時はもっとお味で勝負していたのでしょうね。

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        早めに目が覚め、朝食券持参でビュッフェへ。

        「帝国」との名称には似付かない、何故か軽い天井オブジェ。

        何だか、幼稚園のお飾りみたいで、ちょっと失望。

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しかし、朝の新鮮フルーツと各種の焼きたてパンは魅力でした。

朝早くから、制服レディー達がたむろしていて

このホテル、KLMオランダ航空と何やら、提携しているらしく

 朝のビュッフェには、制服の機長やらアテンダントの皆様が、

大勢でざわざわと、朝ご飯の真っ最中でした。

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天井の幼げなオブジェ、外国人には受けが良いのかも知れません。

「皆様これから長時間のフライトですね。お気を付けて。」

さて、年に何回か滞在する関西ですが、未だに右も左も分かりません。

こういう場合は、自主的に電車をこまめに利用するのが一番。

先ずはコンビニを探して地図を購入。

心斎橋までの電車を確認、御堂筋線四つ橋線とに乗ってみたのですが・・

とにかく梅田に着きました。

そうそう、ここは以前泊まったウェスティンホテルが近くにある駅。

この梅田と云う街、新宿とほぼ変わりない人の群れと群れ。

あちこちに何の表示も見当たらないし、人混みの苦手な私。

予想した通り(大人迷子)となり、結局タクシーでホテルまで辿り着きました。

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「おかえりなさいませ」とコンセルジュさんに丁重なお言葉でお出迎えされ、

夕方戻ると、お部屋は隅から隅までクリーンです。

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お部屋の入り口に在る、一見ルイ・ヴィトン風の椅子にホっと一息。

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        シャワーとバスが独立ガラスのワンルーム、

        カーテン仕切りでは無いのも、大のお気に入りとなりました。

 この日の夕食は心斎橋で予約済みの和食「☆月」へ。

ここのお料理は、何となく家庭料理風、おお味な所も有るけれど、そこが又、魅力。

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       左端の小皿は、穴子の稚魚。

       目が合ってしまいました。ごめんね。

       外食も良いけれど、こう長く続きますと

       自分で炊いた五穀米のご飯が恋しくなります。     

       帰ったら、料亭板前さんの様にはいかないけれど

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赤だしのお汁を作ってみたくなりました。

あちこち食べ歩くと勉強になりますが、鰻のお料理だけはちょっと無理。

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関西からの帰りには、時々寄るのが神楽坂の鰻屋さん「☆満金」。

 ここに来たら、必ず(ホタテのぬた)と(鰻肝の甘露煮)をお願いします。

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(鰻肝~)は、多少濃い味で辛め、いかにも関東風です。

百三十年続く老舗の秘伝のタレを、今も変わりなく伝えておいでで

作家、泉鏡花が常連であったのは有名ですが、

たまたま鏡花は神楽坂近辺に住んでいたらしいのです。

その他には、私には衝撃的だった小説「墨東綺譚」の作家、永井荷風

彼も、ふと来ては鰻重を味わいながら、パイプを噴かして居たのだとか。

荷風と云えば、元祖・瘋癲ちょい悪オヤジ、外語大を欠席し過ぎで退学し、

その後は、自伝的作家人生をまっしぐら。

自由気ままな生活をエンジョイしていた、お坊ちゃまフーテン老人だった方。

まあ、作家と云う職業柄、珍しく無いのかも知れません。

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現に、谷崎潤一郎でさえ、この「☆満金」の鰻をいただきに、いらしていたとかで。

何と云っても神楽坂、この奥深い小道には沢山の秘めた出来事も有った訳です。

故人を悪く言うのはバチ当たり、この由緒ある界隈では

口が裂けても口外する人は居ませんが

知る人ぞ知る、かの田中真紀子さんのお父上、

角栄さんの第2の御家庭もこの界隈。

お正月ともなれば、息子二人の居る神楽坂の別邸からは帰らなかったと云う角栄さん。

ですから「お正月は大嫌い」・・と豪語していた本宅の真紀子さんが

豪気な政治家になるのは、当然の事だったのでしょう。納得。

角栄さんだとて、一度は「☆満金」さんの鰻を出前して頂いたのではないでしょうか。

 作家の皆さん達も、お国の重要VIPの方々も、

ちょっと甘めの、この歴史ある秘伝のタレにはゾッコンだった様です。

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お食事の最後には、必ずお抹茶と和菓子の(御口直し)を出して下さいます。

ここは、元々裏千家の茶室も在ってか

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お着物姿のご婦人の集うお座敷も在り、風情を感じる事が出来る場所でもあります。

 お国の歴史に刻まれた方々を、百年以上も前から静かに見守っていたのですね。

 なんだかんだと、出掛けているうちに、もう3月も半ばとなり

引越し先のインテリアの準備などと、外出時間が多くなる昨今

花粉に負けず、今年の春もグズっと鼻水を押さえつつ

予定をクリアして行きたいと思うのです。

ではまたね。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 













































































































































旅の効用

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我がブログ名、日記と称するなら毎日書かなくては・・

とは思うものの、そうは行かないのが世の常で、

御多分に洩れず今月もブログ遊休が続きそう。

忘れぬ内に出掛けた場所の感想文でも、したためて置きましょう。

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先ずは、JALの(さくらラウンジ)でゆっくり搭乗時間までのひとときをつぶします。

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                               そして、海の向こうの島へ。

 旅行大好きなら殆どの人が滞在する島、太平洋のど真ん中オアフ島

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  ほぼ、定宿になったシェラトン。エントランスの海亀も久しぶり。しかし

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この島だけでは面白く無いので、ここまで来たら大体は本土の方まで足を伸ばします。

ホノルル空港から、米・本土砂漠地帯の街にそびえるマッカラン空港まで行きました。

と、その前にオアフでは、お目当ての(ヴェラ・ブラッドリー)のお店へ直行

ヴェラのカラフル木綿製のバッグは、最近日本でも見かけます。

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         しかし、やはり本場の正規店で買う方が安心。

          お土産品には最適なので、数点購入。

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    ウェルカムマットまでが、ブラッドリーの華やかなお出迎えの店内。

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                          目移りするお店が立ち並ぶけれど

                          何度も来れば、ショッピングも飽きて来るので

                          リゾートの島だし、お決まりのクルージングへ。

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                        熟女おねえ様歌手が歌う、ジャズを聴きながらの

                        サンセットディナーと洒落込みました。

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           船長さんも営業スマイル全開。

            ディナーと云えば、

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      若い頃ならドンドンいけたステーキも、今はもう結構。

      とにかくアメリカのお食事ときたら、甘いと辛いが両極端、

         うま味が無いのが特徴ですもの。

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      ランチタイムにだって、こんなボリューム、カロリーオーバー!

やっぱり我が愛する和風料理が一番で、結局定宿のシェラトンの地下へ行くのが好き。

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ここには、お気に入りの「吉屋」が在るし、コレステロールの気になるお肉より、

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          オアフ島のお魚は美味しいのです!

お刺身、冷奴、など年配米国人にも低カロリー食は人気。

海外何処へ行っても、主人も私も3日に一度は和食で貫くのが私流。

今は何処へ出掛けても、SUSHIバーが在ったり頼もしい限りです。

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      さて、そろそろ南国に飽きてきたら移動します。

いざ、NV州へ。f:id:rua7ponpeuroureiro:20140308203919j:plain

 ホノルルからベガス直行便の機内は、何と言っても南国ムード。

暗くても虹のライトでハワイアン航空をしっかりイメージ。

演出にも気を効かせております。

機内食にまで変形SUSHIのメニューが存在、

昔は見向きもされなかった酢飯に生魚を乗せたSUSHIが今では

何処でも大人気、私以外の乗客はほとんどが、SUSHIをチョイスでガツガツ食べてます。

白人だってアフリカ系の人だって、皆お箸を巧みに使いこなしSUSHI大好きな世の中。

食の世界も変わりました。実感です。

アメリカ本土では、お箸を上手に使える人こそ都会人だ、と主張する方も居て

そうでしょうね。アイダホの田舎まで、新鮮なお魚を運ぶのは大変な事ですから。

さて、空港に着いた途端に、スロットマシーンのお出迎え。

 着きました。ここはラスベガス。

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最も古い、懐かしのフラミンゴネオンも健在でした。

もちろん、1946年初期の物とはデザインも違うでしょうけれど、

ベガスの象徴でもありますね。

今は時代も変わり、シーザーズグループの管理下になっているとか。

どこの街でも、繁栄と衰微は存在するんですね。

このホテルの誕生を映画「バグジー」で観る事ができますが、

このとてつもなく広大な砂漠地帯に、カジノの発想とは斬新、極まりないと思います。

日本でもカジノを・・と云う話も有りますが、砂漠地帯に造る訳では無いので

決定したら、高速に出来上がるんでしょうけれど、

治安の心配や犯罪も起こりうる可能性も秘めております。

ベガスの大通り中心街ストリップを歩くのは、半数以上が観光客。

私達を護るPOLICE の数だって半端じゃないです。

射撃、法律学、逮捕術など治安職員資格の有る

レッキとした保安官が常時ストリップをかっ歩しているのですから。

私達も安心して出掛けられる訳なので、

日本のカジノ構想には、この「治安と防犯」は最重要課題になるでしょう。

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     宿泊ホテル前のミニ凱旋門。完成度は高いですが、やっぱりフェイクです。

       さて、カジノの街とは云え、いくら誘惑されても

       賭け事はしない私、せいぜい賭けても$200位にしております。

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  一攫千金の街なのに、何故ここに来たかって?それはショーを観賞する為、

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宿泊ホテル・パリスから徒歩・約10分位でしょうか。ヴェネチアンホテルの天井壁画。

本物から、全て真似ています。要するにコピー壁画。芸術云々なんて関係無し。

難しい事は、忘れましょう。

ベガスを訪れた観光客達が、喜んで楽しんで、経営者もバッチリ儲かれば

それでいい街なんです、ここは。

日々のウップンを忘れる為、騒いで食べて買い物して、運が良ければミリオネア

そう云う街。

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       明るい光に群がるのは虫だけじゃないんです。だから

    ここに来ると人間もバグ(昆虫)に似ていると、つくづく感じます。

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            ママと記念撮影の美少女。

    この辺りはベラージオの噴水とビル郡が、同時に写せる人気スポット。

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     美少女写していましたら、パパさんに、にらまれてしまいました。

     「すいません、けして怪しい者では有りませんので。」

  そうしたら、「その色のCanonは、何処で売っているの?」って聞かれました。

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            パープル色は珍しいんでしょうね。

            近年、使用の軽量でお気に入り。 

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            噴水も朝から夜まで見放題。最後の曲は、必ずアメリカの歌で締めくくり。

      イタリアから来たという彼女、ステキな楽天女子でした。

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      横切るバスにも派手な広告。何でもかんでも派手なのが特徴の街。

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     モノマネショーとか、「シルク・ド・ソレイユO」もまだ健在。

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       ホノルルからの到着時は夜遅くて、リムジンを利用。

       日本円で5千円位出せば、空港からホテルまで行ってくれます。

       車内のグラスはお飾りです、アルコールは別料金。

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         前回は、向かいのベラージオで今回は、こちら側。

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        パリス・ラスベガスに宿泊してみました。

        外観とは正反対。モダンな室内でしたが・・

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パリスホテルのカジノは、天井がペンキで塗った空。

それに低いし期待していたほどでは・・

カーペットは千鳥格子模様、紅白カラーを基調とした室内。モダンとは言え、軽い感じ。それに、極めつけは・・

パリスホテルのビュフェの美味しく無い事。ごめんなさい、お勧めしません。

やはり、皆さん良くご存知で、美味に定評の

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ベラージオのビュフェには、朝、開店前から並んでいました。

クチコミの効果って凄いです。皆さん舌が肥えてます。

我よ我よと・・種類豊富で味付け抜群の朝ご飯を求めて、急いでいました。

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          随分古くなって汚れていたけれど

          前回来た時と同じ注意書き。

          フラミンゴや鳥類へのエサやり禁止令も健在。

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        次回は、いつ来れるか未定ですが、やっぱりエントランスの広い

        ガラス工芸の天井オブジェの美しいベラージオにしましょう。

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           そんなこんなで、旅の日々はまた過ぎて行き

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飛行機乗り換えの為ロサンゼルスへ。

ロスだって犯罪を見逃している訳ではありません。

(LASD)保安官と(LAPD)市警察が市民を護っているのですが、それなのに

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「犯罪の街」の汚名は、未だに改善していない街。

ここには永く滞在する気は有りません。

帰国の途に着きましょう。

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旅で得たものって何かと云えば、

「自由と健康である事に感謝の念を抱ける」事でしょう。

それって、凄く大切な事なんですもの。国内であろうと、国外であろうと。

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       旅は気持ちをリセットしてくれる、お薬の様なもの。

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       旅の記念に、超軽量ローコストの御当地はがき。

帰ったら又、ちょっとしたjobで関西まで出向く予定も入っているし。

三寒四温と云うのでしょうか。日々の気温の差には気を付けながら、

我が桜の国で、つぼみが開くのを楽しみに、また明日から前向きに過ごしましょう。

ではまたね。

 

 

 

 

 

 





































邦画との出会い・昭和のメモワール。

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ホッとした時間が有ると思い出してしまいます。ずーと昔の出来事。

歳を取った証拠でしょうか。

「やっぱりそうよ。歳なのよね。」と姉に言われます。そして返答。

「お互いにね。」

時々、昼食やお茶を一緒にする姉との、いつもの会話です。

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私は姉を生意気にyouと呼び、姉は私を※※ちゃんと呼び、

お互い生まれた時からの顔なじみ。

姉は旦那さんの転勤地、イギリスはロンドンの郊外に転居してから数年して帰国後

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「私ねー、3時にはアフタヌーンティーとバニラクリームの

たっぷり乗ってるスコーンを食べないと落ち着かなくて。」

 と、完全にあちら、つまりは英国に染まってしまった言動で

「まあ、仕方がないな」とあきらめていたのですが

東京の郊外に落ち着いて、しばらくしたら

「私ねー、3時にはほうじ茶に羊羹とザラメのお煎餅が食べたくなるのよねー。」

と極端に変化し、私と逢う時のお土産も、銀座のコージーコーナーのケーキから

 とらやの羊羹に変わり、周りの環境に順応するカメレオンの様な面白い人なのです。

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                                 日本橋三越の和食

                                 ここは静かで二人ともお気に入り

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そしてお互いの近況を語り合ってから、いつもの通りの

「あの頃はねえー」から始まる昭和の思い出話をしながら、

お互いに、時の流れの速さを感じるのです。

姉は私の様に映画マニアではなく、どちらかと言うと読書の方が好きな、がり勉タイプ。

英翻訳を片手間にしながら、ノホホンと暮らすお気楽な人。

で、「※※ちゃんも、引越ししたらここは賃貸にすれば?

学生なんかは、古くても借りてくれるわよ。」と提案され、

それも良いかなと思案に暮れたり、

いろいろ助言をしてくれる、まあまあ「良き友」でもある訳です。

そんな姉と子供時代には黄色いスクールバスに乗って

エスコーラ・デ・ネルソン(ネルソンズスクール今は廃校)と云うユニークな学校へ

一緒に通学し、ここから私の映画と共に歩んだ「昭和の思い出」が始まるのです。

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邦画との出会いは、この日本の裏側コパカバーナの映画館。

リオ在住の領事館や企業の家族が招待され

小さな「日本映画の祭り」 が開催されたのです。

私も姉と両親と共に夜会服に袖を通し、いそいそと出掛けました。

「ボニチーニャ(ボニータメニーナ、ジャポネ」つまり「可愛い日本の子」とか

「日本のかわい子ちゃん」とでも言うのでしょうか。

ブラジルの人達は、とても日本には友好的で、

そう呼ばれると、姉と「フフ」と顔を見合わせたものでした。

ですから北米に渡った時の緊張感とはまるで違う、親近感を感じたのです。

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                                 あちらの人々はパーティー大好き。

                                         リオ在住のマダム達。

「日本の人は時間をキッチリ守る。約束の時間は1分とも狂わない。

1890年末頃からの移民制度で多くの貧しい日本人が渡って来た。

大変な苦労をして荒れ地を耕し(信頼出来る日本人)の土台を

築き上げてくれたからだ。」

とブラジル人の先生に教わりました。

しかし、逆にブラジルの方は10分や20分の電車やバスの遅れなど

全然気にしないお国柄と云うこともあり、

几帳面な私達を過大評価した様な気もします。

  教師の中にはミス・リタと云うイギリスからの派遣教師がいて

アジアには余り好意的では無かったですし

当時は私達をファニースキン(変な色の肌)と言う米国人も居ました。

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クラスにはユダヤ系やドイツから来た子も居ましたので、戦争の後遺症は、

この南国でも存在していた事は確かです。

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                             エスコーラ(学校)のサッカー少年

                この子達も今はいいおじさんでしょう。

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       若き日の陛下。リオに立ち寄られて下さいました。

           後、サンパウロ市の日系の方々を御訪問されました。

さて、私も姉もこの「祭り」で始めての邦画、強烈な印象を残す

溝口健二監督作品「西鶴一代女」を観たのです。

その他には「雨月物語」「姿三四郎」と3作品が上映されたと記憶しております。

姿三四郎」を演じた加山雄三は、その後若大将シリーズでブレイクし

「リオの若大将」の撮影で再度ブラジルに滞在しておりました。

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西鶴一代女」での(壮絶な哀しい女の一生)を演じた

田中絹代の怪演には強い印象を受け、

あれから何年と云う年月が経ったのでしょう。

帰国後は、リオでは絶対手に入らない鑑賞不可能だった

溝口、成瀬、小津、増村各監督作品を続けざまに鑑賞し

田中絹代の(ベルリン銀熊賞)や

羅生門」での(ヴェネツィア金獅子賞)の京マチ子

各賞に値する立派な演技者だと納得しました。

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        そして、このカラー作品の逸品

戦後数年経ったが、まだ何か物足りなくて不満な中、若者達が皆、夢や希望を持って

生き生きとしている姿が、とても美しい映像

小津安二郎監督の「秋刀魚の味」「秋日和」「彼岸花

この画面に見る利休の名言(わびさび)つまりは、(質素第一の思想)に値する

無駄な動きの無い、まるで絵画の様な完璧な映像に魅了されました。

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            初々しい岩下志麻

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       海外でも多くの国の言葉に訳されて

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      日本の芸術作品として認められております。

又、静かで穏やかに進行する成瀬巳喜男監督作品からは

特に知りたかった50年代からの戦後間もない昭和の映像で

混乱期から高度経済成長期に至るまでの、一番興味のある昭和の流れを、

多く読み取る事が出来たのです。

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                「浮雲

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               「山の音」

        成瀬監督作品も各国で訳され、今は国外でも

           観る事が出来る様になりました。

大の お気に入りとなった、この成瀬作品では

戦後の混乱期が背景の「浮雲」での女性の生き方や

「放浪記」での林芙美子の自伝的映画、強引な作家人生を演じた

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高峰秀子には、芯のある七変化の出来る人だと感心ました。

近年、日本の俳優人も欧州や欧米の優れた役者達に、

引けを取らない名優が多くなったのは、邦画を観る者の誇りでも有り

頼もしいかぎりです。

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         「SAYURI」のケン・ワタナベ

             米国版芸子物語。

       (色彩は印象的だが、芸術性は感じられない。)

姉曰く、「千年経っても、欧米その他の国々に、利休の名言を理解出来る人は

現れないでしょう。」との感想。なるほど

世界中の映画人は米・西海岸を目指し、アメリカンドリームを夢見て、

ハリウッド進出に力を入れておりますが

ギラギラした米国映画の真似では無く

溝口、成瀬、小津、黒澤(敬省略)の作品の様な

我が国でしか表現の出来ない(わびさび)の有る邦画の完成を

影ながら期待しているのです。

ではまたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流れ星

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外で少しだけ飛び回っていたら、あっと云う間に2月も半ばを過ぎてしまいました。

 この夏には引越しが待っております。

老後にはまだ早いけれど、今のうちにインフラなんかを考えれば

かなり便利な場所だと思うのです。

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  靖国神社や武道館も散歩するには丁度良いし、緑も適当に在るし。

お気に入りの鰻屋さん「志満金」も、散歩がてらにちょっと寄ったり

ベランダから階下を見下ろせば、春にはお花見も出来るし。

コンセルジュに頼んでおけば、旅の間も安心で

怠慢な私には、ぴったりの住みかだと思うのです。

初夏の完成を待って、人生最後の転居となるでしょう。

なので、まだ早いと思っても、今のうちから要らない物は処分処分、大掃除。

すると

WOWOWで以前録画したDVDも出て来ました。

ロバート・ミッチャム主演のかなり古い映画「マーロウ」シリーズ。

原作は米国のハードボイルド作家、レイモンド・チャンドラーの探偵物。

チャンドラーってアメリカの北方謙三?・・いや生島治郎に近いかも知れません。

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平成生まれの今どきの若い方々に「ロバート・ミッチャムって知ってる?」

とお聞きしても、99%の確立でNOと答えると思うのです。

かなりの探偵物オタクの方か、古い映画ファンで無い限りYesとは答えないでしょう。

私ですら、今回大掃除でもしなければ、生涯、忘れていたと思います。

(別に 思い出さなくても、誰にも何の影響も及ぼさないけれど)

実際、こうして古い映画が見つかると、ちょっと気になって

処分する前に、少しばかりのお情けとクセで、観てしまいます。

探偵物は好きですが

以前ハンフリー・ボガード主演のマーロウ物を観てウトウトと寝てしまったし

今回出て来たDVDは、ボガードのリメイク版。

ミッチャムと云うこの方ですが

ハリウッドでは、どの位の位置にいる俳優であったかは不明です。

C・ヘストンと「ミッドウェイ」で共演しているポスターを

去年だったか「映画図書館」で見つけましたが

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 ミッチャムは、右端のヘンリー・フォンダより一番後ろに描かれています。

 左端に、かろうじて、はみ出さずにいるのがミッチャム。

顔が半分でかわいそうですね。

厳しいハリウッドでの人気と、実力者の格差を物語っているポスター。

この写真から想像すれば、ミッチャムはハリウッドでは、期待されてはいるが                       真ん中のチャールトン・ヘストンの様な

スーパースターであった訳ではない事を、物語っています。

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      「エル・ド・ラド」ではJ・ウェインの影になり

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     「帰らざる河」ではモンローのドアップに負けて

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    「さらば、愛しき人よ」でもランプリングの後ろを固めて

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    大昔はレコードまで、出していたんですね。しかし

    聞いた事も無いし

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   知らないうちに日本映画にも出稼ぎに来ていらした様で

   これも又、お若い頃の高倉健でしょうか。

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       岸恵子さんとも共演したりしてたんですね。

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怖いお兄さん総出のV物は観ない主義なので、スルーしますが、

C・イーストウッドの様に親日家であったのは確かな様です。

 さて、興味深いのは、この探偵物「マーロウ」の中に、今はスーパースターとなった

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シルベスター・スタローンが、ちょい役で出ている事。

 まだ初々しい青年時代で「ロッキー」でブレイクする前の段階。

スタローンは、自分で「ロッキー」の脚本を作り映画会社に売り込んだ兵。

ミッチャムや他の役者を追い越そうと

この頃からメラメラと野心に燃え、構想を練っていたに違いありません。

古い映画の鑑賞時は、こうやって若き日の「誰かさん」を見つける方が面白い。

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 例えば、B・デイビスの「イヴの総て」には、デビュー直後のモンローが出ていて

彼女も、「次は私が主役よ!」と野心丸出しの

虎視眈々とトップを狙っている表情が、もろに出ております。

ハリウッドの空に炎々と、そして永遠に輝く星になるのは、ほんの一握りの役者だけ。

その中で、やっとの思いで主演を勝ち取っても、

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TCL・チャイニーズシアターに、手形を残す名誉をゲット出来るのは、

そのまた、ほんの一握りのスターだけ。

ハリウッド大通りに、名前と共に刻まれる事も無く

翌日は流星の如く消えている一瞬だけのスター

何処かの草原に消えて行く、「流れ星」の方が多い。

それがハリウッドと云う舞台なんでしょうね。

 そんなこんなで、引越しするその日まで

古い映画の中に「若き日の私は誰でしょう?」の答えを見つけたりの

まったく無意味で「何の為にもならない時間」を過ごし

現住居での生活を惜しみながら、映画三枚の日々は

また過ぎていくのです。

ではまたね。