旅の効用
我がブログ名、日記と称するなら毎日書かなくては・・
とは思うものの、そうは行かないのが世の常で、
御多分に洩れず今月もブログ遊休が続きそう。
忘れぬ内に出掛けた場所の感想文でも、したためて置きましょう。
先ずは、JALの(さくらラウンジ)でゆっくり搭乗時間までのひとときをつぶします。
そして、海の向こうの島へ。
旅行大好きなら殆どの人が滞在する島、太平洋のど真ん中オアフ島。
ほぼ、定宿になったシェラトン。エントランスの海亀も久しぶり。しかし
この島だけでは面白く無いので、ここまで来たら大体は本土の方まで足を伸ばします。
ホノルル空港から、米・本土砂漠地帯の街にそびえるマッカラン空港まで行きました。
と、その前にオアフでは、お目当ての(ヴェラ・ブラッドリー)のお店へ直行
ヴェラのカラフル木綿製のバッグは、最近日本でも見かけます。
しかし、やはり本場の正規店で買う方が安心。
お土産品には最適なので、数点購入。
ウェルカムマットまでが、ブラッドリーの華やかなお出迎えの店内。
目移りするお店が立ち並ぶけれど
何度も来れば、ショッピングも飽きて来るので
リゾートの島だし、お決まりのクルージングへ。
熟女おねえ様歌手が歌う、ジャズを聴きながらの
サンセットディナーと洒落込みました。
船長さんも営業スマイル全開。
ディナーと云えば、
若い頃ならドンドンいけたステーキも、今はもう結構。
とにかくアメリカのお食事ときたら、甘いと辛いが両極端、
うま味が無いのが特徴ですもの。
ランチタイムにだって、こんなボリューム、カロリーオーバー!
やっぱり我が愛する和風料理が一番で、結局定宿のシェラトンの地下へ行くのが好き。
ここには、お気に入りの「吉屋」が在るし、コレステロールの気になるお肉より、
オアフ島のお魚は美味しいのです!
お刺身、冷奴、など年配米国人にも低カロリー食は人気。
海外何処へ行っても、主人も私も3日に一度は和食で貫くのが私流。
今は何処へ出掛けても、SUSHIバーが在ったり頼もしい限りです。
さて、そろそろ南国に飽きてきたら移動します。
いざ、NV州へ。
ホノルルからベガス直行便の機内は、何と言っても南国ムード。
暗くても虹のライトでハワイアン航空をしっかりイメージ。
演出にも気を効かせております。
機内食にまで変形SUSHIのメニューが存在、
昔は見向きもされなかった酢飯に生魚を乗せたSUSHIが今では
何処でも大人気、私以外の乗客はほとんどが、SUSHIをチョイスでガツガツ食べてます。
白人だってアフリカ系の人だって、皆お箸を巧みに使いこなしSUSHI大好きな世の中。
食の世界も変わりました。実感です。
アメリカ本土では、お箸を上手に使える人こそ都会人だ、と主張する方も居て
そうでしょうね。アイダホの田舎まで、新鮮なお魚を運ぶのは大変な事ですから。
さて、空港に着いた途端に、スロットマシーンのお出迎え。
着きました。ここはラスベガス。
最も古い、懐かしのフラミンゴネオンも健在でした。
もちろん、1946年初期の物とはデザインも違うでしょうけれど、
ベガスの象徴でもありますね。
今は時代も変わり、シーザーズグループの管理下になっているとか。
どこの街でも、繁栄と衰微は存在するんですね。
このホテルの誕生を映画「バグジー」で観る事ができますが、
このとてつもなく広大な砂漠地帯に、カジノの発想とは斬新、極まりないと思います。
日本でもカジノを・・と云う話も有りますが、砂漠地帯に造る訳では無いので
決定したら、高速に出来上がるんでしょうけれど、
治安の心配や犯罪も起こりうる可能性も秘めております。
ベガスの大通り中心街ストリップを歩くのは、半数以上が観光客。
私達を護るPOLICE の数だって半端じゃないです。
射撃、法律学、逮捕術など治安職員資格の有る
レッキとした保安官が常時ストリップをかっ歩しているのですから。
私達も安心して出掛けられる訳なので、
日本のカジノ構想には、この「治安と防犯」は最重要課題になるでしょう。
宿泊ホテル前のミニ凱旋門。完成度は高いですが、やっぱりフェイクです。
さて、カジノの街とは云え、いくら誘惑されても
賭け事はしない私、せいぜい賭けても$200位にしております。
一攫千金の街なのに、何故ここに来たかって?それはショーを観賞する為、
宿泊ホテル・パリスから徒歩・約10分位でしょうか。ヴェネチアンホテルの天井壁画。
本物から、全て真似ています。要するにコピー壁画。芸術云々なんて関係無し。
難しい事は、忘れましょう。
ベガスを訪れた観光客達が、喜んで楽しんで、経営者もバッチリ儲かれば
それでいい街なんです、ここは。
日々のウップンを忘れる為、騒いで食べて買い物して、運が良ければミリオネア
そう云う街。
明るい光に群がるのは虫だけじゃないんです。だから
ここに来ると人間もバグ(昆虫)に似ていると、つくづく感じます。
ママと記念撮影の美少女。
この辺りはベラージオの噴水とビル郡が、同時に写せる人気スポット。
美少女写していましたら、パパさんに、にらまれてしまいました。
「すいません、けして怪しい者では有りませんので。」
そうしたら、「その色のCanonは、何処で売っているの?」って聞かれました。
パープル色は珍しいんでしょうね。
近年、使用の軽量でお気に入り。
噴水も朝から夜まで見放題。最後の曲は、必ずアメリカの歌で締めくくり。
イタリアから来たという彼女、ステキな楽天女子でした。
横切るバスにも派手な広告。何でもかんでも派手なのが特徴の街。
モノマネショーとか、「シルク・ド・ソレイユO」もまだ健在。
ホノルルからの到着時は夜遅くて、リムジンを利用。
日本円で5千円位出せば、空港からホテルまで行ってくれます。
車内のグラスはお飾りです、アルコールは別料金。
前回は、向かいのベラージオで今回は、こちら側。
パリス・ラスベガスに宿泊してみました。
外観とは正反対。モダンな室内でしたが・・
パリスホテルのカジノは、天井がペンキで塗った空。
それに低いし期待していたほどでは・・
カーペットは千鳥格子模様、紅白カラーを基調とした室内。モダンとは言え、軽い感じ。それに、極めつけは・・
パリスホテルのビュフェの美味しく無い事。ごめんなさい、お勧めしません。
やはり、皆さん良くご存知で、美味に定評の
ベラージオのビュフェには、朝、開店前から並んでいました。
クチコミの効果って凄いです。皆さん舌が肥えてます。
我よ我よと・・種類豊富で味付け抜群の朝ご飯を求めて、急いでいました。
随分古くなって汚れていたけれど
前回来た時と同じ注意書き。
フラミンゴや鳥類へのエサやり禁止令も健在。
次回は、いつ来れるか未定ですが、やっぱりエントランスの広い
ガラス工芸の天井オブジェの美しいベラージオにしましょう。
そんなこんなで、旅の日々はまた過ぎて行き
飛行機乗り換えの為ロサンゼルスへ。
ロスだって犯罪を見逃している訳ではありません。
(LASD)保安官と(LAPD)市警察が市民を護っているのですが、それなのに
「犯罪の街」の汚名は、未だに改善していない街。
ここには永く滞在する気は有りません。
帰国の途に着きましょう。
旅で得たものって何かと云えば、
「自由と健康である事に感謝の念を抱ける」事でしょう。
それって、凄く大切な事なんですもの。国内であろうと、国外であろうと。
旅は気持ちをリセットしてくれる、お薬の様なもの。
旅の記念に、超軽量ローコストの御当地はがき。
帰ったら又、ちょっとしたjobで関西まで出向く予定も入っているし。
三寒四温と云うのでしょうか。日々の気温の差には気を付けながら、
我が桜の国で、つぼみが開くのを楽しみに、また明日から前向きに過ごしましょう。
ではまたね。