古代人の偉業オーガニック・ キヌア。

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誰だって毎日を快適に過ごしたいと思うものです。

快適な生活習慣を築くには、どうしたらベストなのでしょう。

先ずは、よく聞く言葉「衣・食・住を充実させる事。」

もうひとつ付け加えると、それは「自己管理」をする事。

「自己を管理する」と云っても漠然としていますが、要するに

「自分がより良く生活する為に誘導する精神力」だと思うのですが

ウーム・・そんな難解な説明はさて置き、大ざっぱに言えば、

体重が増えすぎたら少食に、

運動不足であれば、それなりに不足分を動いて、

自分をコントロールすれば良いと云う事なのだと思います。しかし

「自己管理」の上で、なかなか解決しないネックになっている問題が有るのです。

それは、ゴミの問題。ゴミと云っても、粗大ゴミだの分別ゴミだのと、

ポリ袋に入れて収集車が来るまでに出すゴミでは有りません。

大腸、直腸に居座っているゴミの事です。

ちょっと御下のお話ですが

「腸に蓄積した厄介な老廃物をいかに押し出すか」と云う問題なのです。

誰でも、お通じの無い日々を快適だとは思いません。

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快適な生活には、欠かせない排便の習慣。

これを「辛抱」つまり「我慢」で押し通す事は無意味で不快そのもの。

快適な生活にはほど遠い、不快感で一日を送る事になります。

 人間の体は、感心するほど良く出来ていて、食べた物は胃に溜まり、

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よくこねられて、胃が空になるまで数時間かかり十二指腸へ。

そこから、また長い旅路で肛門に辿り着くまで半日はかかりますね。

前日の食事のカス、ゴミ老廃物は翌日には捨てたいものです。

 年に一度の人間ドック、「毎日ちゃんとお通じは有りますか?」

と、優しいナースさんの質問に

「えっ・・ええまあ」なんて答えても

その後のMRIやらCTやらの機械物に観察されれば腸の中までお見通し。

大腸に詰まった老廃物が、バッチリ写っております。

人間ドックでは欠かせない胃カメラなどの事前の準備の為には

前日の夕食はNGですし就寝前の下剤もNG。

毎年ドックにお世話になって何年も経つのですが、終わってしまえば、ひと安心。

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しかし結果説明を受けたとしても

なるほど、肺活量やら骨密度などと、目には見えない箇所などは、

いくら外見を若く極めていても、歳と共に生きせし者は老いていくもの。

その老いに拍車をかけるのが(老廃物の蓄積)と云う訳です。

個人の感想ですが

体の中に老廃物が70%以上、溜まっていないのがベスト。

要するに、30%位の蓄積なら、何とか気にはならないのです。しかし

いらない物が身の回りに付いていると、それは時間が経つごとにストレスになり、

加速するのを忘れてはいけません。

 あまり奇麗なお話では無いのですが、

人間生きている間に一度位は、経験しているお通じの無い日々。

この大腸に溜まった老廃物をいかに外に押し出すか。それが問題。

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北米南米諸国、それにヨーロッパの国々の人達と、私達日本人の腸の長さを比べると

断然、日本の方が長いはずと錯覚していましたが

人間一般の腸の長さって、皆同じらしく全長で約7~9m、3分の2が小腸。

小腸の腸液で栄養分は大半、吸収されてしまうんです。

それにガスの元になる空気なども、同時に小腸で吸収されてしまいます。

そして、次に通るのが長さ約1,5mの大腸、

この大腸では、水分の多くが吸収されてしまうんですね。

水分が少ないと老廃物は硬くなり、腸の運動を妨げてしまいます。

「あらあら、何かもよおして来た」と直感しても、その時に我慢をしては絶対アウト。

腸はプイっとへそを曲げて、押し出し運動を休んでしまうのです。ですから

来た!と思ったら、猛ダッシュで個室に飛んで行き、排出できれば最良ですが、

お仕事中は、どうしても皆、我慢をしてしまう。

それが、老廃物の腸内占拠となる訳で、これが私達の宿敵となるんです

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そうなると

かなりの不快感を味わう事となり、老廃物から発生するガスによりお腹は張って来ます。

男女問わず、人前でガスを出すのは恥ずかしいのが当然で、

またまた我慢をしてしまえば、小腸より壁が薄い大腸は

 行き場を失ったこの有毒ガスを吸収し、血液に混ぜてしまいます。

 長引けば、お肌のキメも粗くなり、ガスに伴う悪臭も加速するのです。

我々、機械に囲まれた現代人は統計の如く、順序としては、

PCなどのデスクワークで運動不足→不規則なお食事→睡眠不足

→老廃物の蓄積→老廃物からのガス→血液の汚れ→お肌の荒れ→毛穴が開く

→毛穴からの悪臭(体臭)→血液の汚れによるのぼせ→頭の回転が悪くなる。

「百害有って一利なし」の状態。

こんな最悪状態で一日を過ごすなんて、酷なお話。

結論として

前記の「快適生活」を持続するには、

是非とも、この大腸の中を「自己管理」でいつもカラにして置くのがベスト。

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                             家に在る多種類なお通じのお薬。

          より取り見取り。

英国の故ダイアナ元妃は、各国滞在中には(お通じ)に悩まされ

旅行後は腸内洗浄を欠かさなかったと云う事ですが、それは

 肛門からバキューム器を入れて、腸にお薬を流し込む洗浄法。

 古代エジプトでは特権階級のみに許されていた治療法だったのですが

我が国でも、どこかの医院では、もちろん有料で行っております。

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以前、M・ゲルソンと云う方が、コーヒーを入れての腸内洗浄を開発しました。

ゲルソン療法」とは聞いた事はありましたが、コーヒーは舌で味わうもの。

下剤に使用するとは、あまりに意外。ピンと来ませんが

多分、家庭用の腸内洗浄器には、この無難なコーヒーが使われていると思います。

大腸と直腸の壁は、薄くて傷付き易いのが特徴なので、

誰でも洗浄器使用には、気が進まないのは当然なことです。

 そこで、こんなに無理やり大腸をカラにするより、もっと良い方法は無いかしら・・と

思案に暮れていた処、見つけました。と言うか

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思い出したのが

昔、南米在住の頃、女中のカメリータが朝食に作ってくれたプチプチ食感の優れもの。

(キヌア)を思い出したのです。

幼い頃から親しんでいた食物なのに、今まで忘れていたとは時の経つのは残酷なもの。

しかし、「思い出したが百年目」とでも云うのでしょう。

誰もが米俳優のキアヌ・リーブスを連想させるこの食品名、

栄養価も高く「自己管理」には理想的な食べ物なのです。

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今の常食クウェーカーのオートミール(要するに殻麦)よりもの凄い繊維力なのです。

腸は繊維質を大歓迎致します。繊維は「ほうき」や「ブラシ」と同じ

腸内の腐敗物をかき集めてくれる掃除機です。

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特に、総流通量が0,2%と云う検査基準の厳しいペルーのオーガニックを選択し

速、購入してみたのです。

数千年も前から、高地で栽培されていたこの

ホウレン草の親戚と言われているキヌア100gあたりの栄養価。

たんぱく質は15%を保有、その他ビタミンB郡は皆20%~30%以上と云う優れもの。

カルシウムに至っては5%と少なめですが、ミルクなどで補えば効果的。

又、日本人に多い貧血に効果のある鉄分は37%も保有しているのです。

キヌアこそ古代人のお通じのお薬であり、栄養サプリメントでもあったのでしょう。

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 先ずは、白米1・玄米2・キヌア5・五穀米2の割合で炊いて見ました。

五穀米のあずき色が付着しましたが、食感は抜群の一言です。

お味噌汁もオーガニック、熊本県から取り寄せたオーガニックを誇る菊池産のお味噌。

残っていた野菜を千切りに、味が染み込んでまあまあの出来。

イエローズッキーニはお味噌と相性が良く、熱しても色鮮やか。

 そして、「キヌア」これは、ハッキリ言って懐かしくクセになる食感。

炊く前には、ぬるま湯に一時間は浸けて置くと、ソフトな食感になります。

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        キヌアはお味噌汁に入れてもOK。

 久しぶりに我が家で野菜繊維をたっぷり頂くことが出来ました。

 大昔からある大腸の洗浄方法。薬品、物理的療法。など

どの時代でも何かに頼ったりの知恵を絞って来たのですね。

顆粒、細粒、液体、固型と、お薬は数々有れど

キヌアの様な栄養分、食物繊維と共に「自己管理」の可能な食品は、

古代人の知恵とも言えるでしょう。

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どこの国のお妃様でも一般人でも皆同じ、

体臭の元や不快感、のぼせ状態から開放される為、

快適な生活を求め千年も前から高地に生きる人々が、既に開発していた健康法。

腸壁を傷つける事も無く、食感も楽しめて

栄養素と繊維の宝庫である、厳選されたオーガニック穀物。

キヌアを見出した古代人の「自己管理方法」に拍手を贈りたいと思うのです。

ではまたね。